web業界あれこれ(webデザイナー編)

仕事

ここ2~3年でweb業界についての職種を耳にすることがかなり増えてきました。
「フリーランス」や「個人事業主」という言葉も増えてきた反面、
あまり実態を知らないのでは?と思い記事にまとめてみました。

この記事を読めばweb業界やデザイナーの役割、仕事内容などが大まかに理解できると思いますので、
ぜひ最後まで読んでみてください

そもそもデザイナーって何する人?

WEBのみならずデザイナーという職業がありますが、そもそもデザイナーとはどういう人のことを指すのでしょうか?

デザイナーとは文字通り、製品やポスター、雑誌書籍の表紙やレイアウトなど、さまざまなもののデザインを手がける仕事です。 最初にお伝えした通り、デザイナーの活動する業界は多岐にわたるため、活動内容によって求められる知識やセンスも少しずつ異なります。

Goolge 先生

では、似た職種で(似たといって良いのかわかりませんが)「アーティスト」という職業もありますが、具体的な違いはなんでしょう。

デザイナーとアーティストの主な違いは、目的と制約にあります。デザイナーは特定の目的や課題に対応するために創造的な要素を取り入れ、機能的で効果的な成果物を生み出します。一方で、アーティストは自己表現や感情を探求し、制約なく芸術的な作品を制作します。デザイナーはクライアントやプロジェクトの要件に応じ、特定の問題解決に焦点を当てますが、アーティストは個人的な表現や美学を追求し、自由な発想で創作します。簡潔に言えば、デザイナーは目的に対する解決策を提供し、アーティストは感情やアイデンティティの表現を追求します。

ChatGPT

なんとなくイメージがつくでしょうか?
同じ「制作」でも意味合いが違えば職種も変わってくるということですね。

では、WEBデザイナーとは

上記を踏まえ、「WEBデザイナー」とは
紙やチラシではなく、WEBサイト(一般的にホームページ)と呼ばれるものをデザインする人と言えるでしょう。

ですが、一言にWEBデザイナーといってもWEBデザインをするだけがデザイナーの仕事というわけではありません。
詳しい仕事内容についてみていきましょう!

WEBデザイナーの仕事内容

WEBデザイナーの仕事内容には大きく分けて以下の内容があげられます

  • WEBデザイン:ウェブサイトやアプリのデザインを作成し、使いやすさと視覚的な魅力を追求する。
  • グラフィックデザイン:グラフィック素材やアイコンなどのデザインを制作し、コンテンツに視覚的な豊かさを加える。
  • HTML/CSSコーディング:デザインを実際のウェブページに落とし込むためのHTMLとCSSのコーディングを行う。
  • レスポンシブデザイン:異なるデバイスや画面サイズに対応するため、レスポンシブデザインを実装する。
  • SEO対策:キーワードリサーチやメタタグの最適化など、検索エンジン最適化に対する基本的な対策を行う。
  • デザイントレンドの追跡:最新のデザイントレンドや技術動向を追いながら、自身のデザインスキルをアップデートする。

ざっと見ると難しそうで大変そうですね、、
詳しくみていきましょう!

WEBデザイン・グラフフィックデザイン

「WEB」デザイナーですが、制作会社によっては紙もののデザインをすることもあります。
広告代理店からなどの依頼で「WEBと一緒にチラシも作ってQRコードを載っけてほしい!」や
「店頭におくショップカードのデザインもお願いできませんか?」など、サイトデザインのみならず多岐に渡りデザインをする機会があります。

そのためWEBのデザイン知識はもちろんのこと、グラフィックに対する知識も必要と言えるでしょう。
さまざまな知識を持っておけば、いろんな場面で役に立つので色々な知識をつけるに越したことはないでしょう!

HTML/CSSコーディング

これからWEB業界へ入ろうとしている人にとっては聞き慣れない(というか知らない)言葉だとは思いますが、コーディング作業というものが存在します。

簡単に説明すると、家を建てる時を想像してもらいたいのですが
家を建てるにはまず設計図が必要になりますよね。その設計図をもとに大工さんが建設を行います。

この建設作業がコーディングにあたるもので、設計図を書く人がデザイナーです。
大工さんにあたる人はコーダーと呼ばれます。

HTML/CSSは構築(建設)に必要な「マークアップ言語」と呼ばれる言語で
HTMLは地盤を、CSSでは装飾の構築を行います。
※プログラミングとは異なりますが、その違いはとりあえずスルーします

「デザイナーでもその知識がいるの?」と思われた方もいるかと思います。
その質問に対しての回答は、「必ず必要というわけではない」です。

というのもコーダーという職業があり、デザイナーがデザインしたものをコーダーが構築すればいいので、必ず必要というわけではなく、「知識として持っていた方が良い」というニュアンスになります。

デザイナーが出してくるデザインがはちゃめちゃで、構築できません!なんてこともあります
「予算に合わない」や「機能的に無理だ!」などさまざまな理由がありますが、
デザイナーもそこの知識があれば特に問題がないのです。

ですので多少でもコーディングにおける知識をつけておいた方がいいと言えるでしょう。

レスポンシブデザイン

レスポンシブデザインは、ウェブサイトやアプリケーションが異なるデバイスや画面サイズに適応し、最適な表示を提供するためのデザインアプローチです。これは、パソコン、タブレット、スマートフォンなど、さまざまな端末で同じウェブコンテンツが利用される現代の多様な環境に対応するために採用されます。

Chat GPT

ということみたいです。笑
知ってはいても、いざ文字に起こそうとすると難しいものですね、。笑

要は、「現代ではパソコンを持っている人が減り、スマホが普及しているし、タブレットでサイトやSNSやってる人もいるよね!どんな人が見ても崩れていない、問題ないサイトをつくろうね!」のことです。

これはどちらかというとコーダー的観点の方が割合が高いかな?と思うのですが、
デザイナーも考慮できていた方がいいですし、コーダーが詰まった時の回答は持っておけた方がいいですね!

SEO対策・デザイントレンドの追跡

SEO対策について今回深掘りはしませんが、必要なキーワードなどを反映したデザインでないと
綺麗に作った!おしゃれなサイトだ!としてもサイト制作における意味がないよねということです。
それをしてしまうと冒頭でも記載した「アーティスト」になってしまうからです。

デザインのトレンド追跡については長くなってしまうので簡潔にまとめますが、
昔ながらのサイトや最先端すぎると毛嫌いされる傾向にあると思っています。

ただトレンドを追って「最先端だ!すげーデザインだ!参考にしよう!」ってなってもクライアントがそれを気にいるとは限りません。
かといって少し古めのデザインを出しても、「せっかくサイトを作るのにちょっと古臭くない?」となりかねません。

そこで大事なのは「平均点」を見つけることだと思います。
そのためには最先端のサイトもいいサイトも見た上で、よくないサイトも探してみる
そのデザインはなぜいいのか、なぜダメなのか、自分のデザインとは何が違うのかを確認する
そうしていいデザインができ、クライアントも満足してもらえる提案ができると思います。

まとめ

一言に「WEBデザイナー」といってもデザインだけできればいいわけではなく、WEB制作に関わる知識が多岐に渡り必要になってくるということでした。

これはデザイナーに限らず、コーダー、ディレクターなどにも精通する話ですので、
気張らず勉強していきましょう!

最後に

私は現在制作会社に勤めながら、個人でもサイト制作を行なっております。
制作会社だからできること、個人だからできることを活かし様々なお客様に満足していただけるWEBサイト制作を今後も行なっていきたいと考えております。

サイト制作でお困りであればお気軽にご相談ください。

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